児童憲章

児童憲章(1951年5月5日制定)

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、
すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

児童は、人として尊ばれる。

児童は、社会の一員として重んぜられる。

児童は、よい環境の中で育てられる。

    • すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
    • すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。
    • すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
    • すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
    • すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように、みちびかれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
    • すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整つた教育の施設を用意される。
    • すべての児童は、職業指導を受ける機会が与えられる。
    • すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように、十分に保護される。
    • すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境からまもられる。
    • すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。
      あやまちをおかした児童は、適切に保護指導される。
    • すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
    • すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。

    児童憲章の制定と「日本子どもを守る会」の誕生

    『忘れていませんか? 児童憲章』子どものしあわせブックレット

配送遅延のお知らせ 2月29日

日頃より、『子どものしあわせ』、「子どもを守る」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 『子どものしあわせ』、「子どもを守る」の配送が現在遅延しており、お詫び申し上げます。
  これまで配送を依頼していた、ヤマト運輸ダイレクトメール便が1月末で廃止となったため、今月から佐川急便に配送を依頼し、先月までと同様発出したつもりでした。
ところが、現在、佐川急便での配送が大幅な引き受け量増加により、全国的にお荷物のお届けに遅れが生じているとわかりました。到着まであと数日かかる模様です。(2月29日現在)
  楽しみにしていただいている中、『子どものしあわせ』、「子どもを守る」のお届けが遅れてしまい大変申し訳ございません。 今しばらく到着までお待ちください。
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