日本子どもを守る会の毎年の活動に、2020年から、新しい柱となる活動がはじまりました。
そして、2022年、第3回目の活動について、下記のとおりご紹介するとともに、日本子どもを守る会からも、第3回「31条のひろば」へのご参加を、ひろく呼びかけます。
《31条のチカラ》を確かめ、子どもの権利条約第31条の社会的な役割を確認し合いましょう
いっぱい、いっぱい、あそびたいよ!
みんなで集まって楽しみたいよ!
夏休みをもっと増やしてよ!
日本中から、子どもたちの叫び声が聞こえてきます。競争的な社会と教育制度の下で、さらには新型コロナ感染拡大の中で、からだとこころにストレスをいっぱいため込んでいる日本の子どもたち。二度とない「子ども時代」を、伸びやかに過ごせるように応援したいと思います。
昔から、子どもがすくすくと育つために「よく遊びよく学べ」が大切だと言われ続けてきました。しかし学びの大切さについては、山ほど語られてきましたが、《遊び》の大切さについては、後回しにされていると思います。子どもの豊かな成長・発達を保障する「子ども時代」の充実のためには、子どもの遊びと文化は不可欠の権利であり、特に「遊びは子どもの主食」と呼べるものです。
《遊び》が子どもにとって不可欠の権利であることは、わが国の「児童憲章」(9条)にも、国連の「子ども権利条約」(31条)にも、明記されています。子どもの権利条約31条の精神に深く学び、子どもの遊びと文化の権利を重視する社会にしていきたいものです。そのために集い・学び合い・交流して、「31条ムーブメント」を日本社会に広げていきませんか。